2012年8月22日水曜日

大阪府国保年金課の実地調査票

ある業界新聞に大阪府国保年金課の実地調査票についてという題で記事が出ていました。

要約しますと、大阪府国保年金課が柔道整復療養費の適正化対策として、新たに『療養費受給状況実地調査票』という手法に取り組み始めたようです。

柔整療養費の支給にあたり、受給者の自宅・会社に出向いて詳細な聞き取り調査を実施し内容に相違がないことを確認させて署名・押印をさせるということです。
電話での聞き取り調査の場合は調査票を郵送して確認と署名・押印をさせて上返送させるということです。

聞き取り調査には12のポイントがあるようです。
①柔道整復の施術所にかかったことはあるか。
②院の名称及び所在地。
③いつ頃からいつ頃まで施術を受けたか。
④かかっていた時期に、旅行や入院はしていないか。
⑤通っていた頻度。
⑥どのような症状、どの部位の施術を受けたか。
⑦施術内容(温罨法・電罨法など)
⑧施術を受けた柔整師はどんな人だったか。
⑨保険証を使用したか。
⑩レセへの署名はどのようにおこなったか。
⑪レセには施術内容や費用が記入されていたか。
⑫一部負担金はどのように支払ったか。


すごい内容です。
これから患者様を診察する際に上記の内容を踏まえた上で問診等された方がいいかと思います。
上記の内容を私のお客様にFAXor郵送しましたが、実地調査された患者様がいたという情報は入っていません。
国保年金課のマンパワーもそんなにあるわけではないと思いますので、府内の整骨院に通われている患者様に一斉に調査は不可能だと思いますが、こうゆう調査がある可能性があることは患者様にお伝えした方がいいと思います。



0 件のコメント:

コメントを投稿