これから開業を考えてる方も気をつけて下さい。
リースの審査が通らない事例がたまにあります。
住宅ローンを組んでマイホームを購入しようとするときは、金融機関による審査が行われる。審査では、借りる人の信用情報が子細にチェックされる。ここで、携帯電話料金支払い情報が重視されることを知らない人が多い。住宅ジャーナリストの櫻井幸雄さんが報告する。
◇携帯分割購入は信用情報直結のクレジット契約
高額のマイカーローンを組んでいたり、クレジットカードの延滞履歴があると、住宅ローン審査に不利になる……ここまでは、誰でも知っている基礎知識だろう。問題はここから先。住宅ローン審査で意外な落とし穴になる項目がある。それは、携帯電話の割賦である。
現在、携帯電話を購入する場合、多くの人が一括支払いではなく、分割購入契約を利用する。5万円以上する機種だと、一括よりも分割のほうが気が楽。そして、返済額は「実質ゼロ円」の言葉につられて、分割を選択しがちである。
この分割購入を選ぶこと自体は、住宅ローン審査に影響しない。携帯電話を分割購入したからといって、審査が通りにくくなるわけではないので、心配は無用。
問題は、分割購入の返済が滞ったときだ。携帯電話の分割購入も立派なクレジット契約なので、延滞履歴が信用情報に残ってしまうのである。ところが、多くの人は無意識のうちに「延滞」を生じさせている。そこに落とし穴があるわけだ。
毎月の返済が「実質ゼロ円」の場合でも実際にはクレジットの返済が行われている。そこで、毎月の携帯電話料金の支払いが遅れると、「返済が延滞した」という事実が残ってしまう。
この場合、利用者には「返済が遅れた」という意識がなく、単に「携帯電話料金を払い忘れた」だけと認識している。ここが落とし穴だ。
◇クレジット契約は住宅ローンを組んだ後に
口座引き落としの場合、残高不足で引き落としができないことがある。払い込みや引き落としができないと、後から振込用紙が送られてくる。その期日までに払い込みをすると、携帯電話は問題なく利用し続けることができる。
だから、携帯電話料金の払い忘れはたいした問題ではない、と思われがち。しかし、携帯電話の分割購入契約をしている場合、払い忘れるごとに信用情報にキズがつく。それが住宅ローンの審査でネックとなり、「今回は見合わせます」という結果に結びつく可能性があるわけだ。
繰り返すが、携帯電話を分割購入した場合、利用者はクレジットの返済をしている意識はなく、毎月の携帯電話料金を支払っているだけと思っている。クレジット返済の意識がないため、ついつい支払いを忘れてしまう。その結果、住宅ローンの審査に落ちた後、「思い当たるのは、携帯電話料金の払い忘れだけ」という事態に陥りがち……。じつは、今、住宅ローンの審査で落ちる人の間で、この「携帯電話が落とし穴だったか」の声が増えているのである。
そろそろマイホームを買おうかな、と思ったら、他のクレジット契約を避けることが大切。車の買い替えも控え、リボ払いによる買い物も避ける。そして、携帯電話もしばらく買い替えない。買い替える場合も一括購入にする。
車の買い替えや携帯電話の分割購入は、住宅ローンを組んだ後にするのが賢明なのである。
引用元:YAHOO!NEWS
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